外壁工事

家の寿命を縮める大きな原因は、雨、水、湿気です。外壁は日々雨や風、紫外線などにさらされるため、長い間放置しておくと、この塗装膜がはがれたり、劣化したりしてしまいます。そうなると、雨や湿気が内部に入り込み壁材や基盤の腐食へと進行するため、外壁塗装をお勧めします。

新築と同じような建物の美観を維持することができ、建物の資産価値を高めることにもつながります。

【細野建設より一言】

外壁塗装工事等を行う際に、傷んでいない屋根を美観優先で一緒に塗装して欲しいという依頼がございます。しかし、塗装工事での美観は副産物的なものであり、本来の目的は建物の寿命を延ばすことにあります。過度な塗装替えは無駄に塗膜を厚くしてしまい塗膜剥離を起こしやすくしてしまいます。汚れ程度での屋根塗装は望ましいとは言えませんので、当社は必要に応じて対応しております。

 

外壁塗装工事の流れ

一般的な外壁塗装工事の作業工程は以下の通りです。

 

STEP1 足場架設

外壁塗装をするための足場架設を行います。このとき周囲に塗料などが飛び散らないように飛散防止ネットなどを張ります。

 

STEP2 高圧洗浄

建物に付着している埃や汚れ、苔などを洗い落とします。この作業は下処理の一部であり、外壁塗装を行う上で大切な作業のひとつです。これが不十分ですと塗り替え後の「ふくれ」や「剥がれ」などといった塗膜欠陥を引き起こします。

 

STEP3 下地処理

ヒビ割れや古い塗装などを完全除去し、旧塗幕の劣化を直します。塗装・防水を施工するにあたり、素地面の補修工事で、凹凸や亀裂、欠損、目違い、ピンホールや豆板などを削ったり、埋めたりする非常に重要な作業です。

 

STEP4 養生

外壁塗装の際に、窓やサッシなど塗らない所をナイロンやガムテープで汚れないようにすることです。

 

STEP5 塗装

外壁塗装には下塗り、 中塗り、上塗りの3工程があります。塗り回数は下地の種類や劣化の程度によって変わってきます。